"ココナッツオイル"をスキンケアに使うとき、どういった商品を使えばいいのか迷ったことはありませんか?
ココナッツオイルと言われると、最初に思い浮かべるのは「食用」のものかもしれません。スーパーなどで食用として売られているのを目にすることもありますよね。
「食用」と「スキンケア用」のオイルを比べると、「食用」として食べられる方が品質として安全で良いのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。
今回は、「食用」と「スキンケア用」のココナッツオイルにどのような違いがあるのかをご紹介します。
■肌に塗ったときの「使用感」や「テクスチャー」
食用とスキンケア用のココナッツオイル、大きな違いは まず「塗った時のときのべたつき感」にあります。「べたつき感」に大きくかかわってくるのが「分子量」。分子量とは分子の大きさのことで、低分子であればあるほど分子が小さく、浸透率が上がって肌なじみが良くなります。
食品の場合、風味と栄養価を得るために「分子量」はそのまま温存し、分子が大きい状態であることがほとんどです。もちろん、肌なじみやテクスチャーといったことは考慮されていないので、浸透率が悪くベタついた使用感になります。
一方、スキンケア用のココナッツオイルは、浸透を良くするために精製の過程で分子量を小さく分解しています。ストレスなく肌に塗ることができるように、肌なじみの良いサラッとした使用感になるように作られています。
■「不純物」が与える肌への影響
さらに違う点として、オイルに含まれている不純物の取り除きの度合いについて挙げられます。
食用のココナッツオイルは、大きなゴミや異物でない限り目に見えない不純物は取り除かれないことがあります。一方、機能を求める化粧品においては、微量でも不純物が混ざると成分として安定しないため、メーカーそれぞれの基準で不純物の除去を行います。
この違いの状態を、わかりやすくオレンジジュースで例えると「果肉が入っている濃厚なオレンジジュース」か「小さな果肉も全て取り除いたオレンジジュース」というような違い。
ジュースであれば、果肉が残っている濃厚なオレンジジュースを好んで飲む人もいますのでこの場合の「不純物」は全く問題になりません。
ですが、もしこれをスキンケアとして使った場合は、「不純物」が刺激となって肌に炎症を起こす可能性が高まることがあります。
つまり、不要な成分の厳選の基準が、食用とスキンケア用オイルの違いといえます。
以上のことから、スーパーなどで買った「食用」のココナッツオイルは、たとえ完全オーガニックのバージンココナッツオイルだったとしても、お顔に塗ることはあまりおすすめしません。
肌に塗ることを前提に「スキンケア用」として作られたオイルを塗る方がお肌に優しく、使い勝手が良いということがお判りいただけたかと思います。
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