Dr. Vermen M Verallo Rowell(ヴェルマン M ヴェラロ ロウエル) の
イニシャルからその名が付けられました。

VMVのココナッツ園があるフィリピンのセブ島出身。14歳で高校を卒業したのち、アメリカのメディカルスクールに進学し21 歳で卒業。アメリカからフィリピンに戻ってきた時には、既に名高い医学ジャーナル等で発表を行う著名な研究家になっていました(当時、米国クリーブランドクリニック在籍2年目)。
1970 年代、皮膚科医としての研究や診療の中で、化粧品に反応( 赤みやニキビ、色素沈着など) を示す患者が増えていることを彼女は感じていました。しかし、当時化粧品に関する研究はほとんどされておらず、来院する患者に勧められるような化粧品も少ないものでした。
クリーブランドクリニックや他のフェローシップでパッチテストの使用と
その重要性を熟知していたDr.ヴェラロは、接触反応を研究しながら実際
に患者の肌に合う化粧品の配合実験を行っていました。
お肌に悩みを抱えたすべての方のためのスキンケアブランドが誕生しました。

結婚後、彼はDr.ヴェラロの化粧品(調合剤)、特にレチノイン酸とクリンダマイシンを配合して特許を取ったスキンケア「SuperSkin」を売り出さないかと説得します。Dr.ヴェラロは、商品としての売り込みを好まず難色を示しましたが、自らをブランドの公的な顔ではなく商品開発の担当をすることで了承しました。
それは、VMV というブランドがDr.ヴェラロの研究にのみ依らなくなるということにもなり、これによりDr.ヴェラロは“研究・開発” 夫は“ブランド” を担当することとなったのです。
Dr.ヴェラロの娘が妊娠した時に遡ります。

Dr. ヴェラロは、VMV のほとんどすべての製品に配合されることになる「ココナッツオイル」と「モノラウリン」という、二つの素晴らしい原料の臨床研究に打ち込んでいました。 「ココナッツオイルは乳児期の離乳食に使用されているし、モノラウリンは母乳に含まれている。これはまさに赤ちゃんのケアに適しているのではないか。」と考えました。
こちらの写真に写っている、夫の祖母『Grandma Minnie(ミニー)』が、1900 年代に友人や家族のためにコールドクリームを作っていたこともあり、その想いを受け継ぐようにアレルゲンを除去する臨床研究を実施し、アトピー肌の子供にも優しい製品シリーズ「グランマミニー」が誕生しました。
●VMV 創始者Dr. Verallo の娘であるLaura のブログより要約
http://inskin.vmvhypoallergenics.com/the-vmv-family-story/